サハラ ヒロコ
佐原 弘子 所属 看護学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 生命健康科学部学生の自己教育力(第二報)入学後1年間の自己教育力 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 中部大学生命健康科学研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 4,21-28頁 |
担当範囲 | 共同研究者として,調査方法検討,および,調査結果の分析を担当 |
著者・共著者 | 共著者:牧野典子,中山奈津紀,堀井直子,堀文子,山田聡子,井口弘子,渡邊実香,上田由美子,足立はるゑ |
概要 | 自己教育力育成に向けた教育方法の改善を目的に,生命健康科学部の平成18年度入学生を対象にした自己教育力とその関連要因に関する質問紙調査を行い,入学直後から1年間の変化を分析した.その結果,以下の特徴が明らかになった.
1.自己教育力の総得点は,入学時,春学期終了後,秋学期終了後の調査で漸次低下し,秋学期終了後は入学時より有意に低下していた. 2.自己教育力の側面I「成長・発展への志向」は入学時,春学期終了後,秋学期終了後のすべての間で有意に低下した. 3.側面II「自己の対象化と統制」,側面III「学習の技能と基盤」,側面IV「自信・プライド・安定性」は,変化がなかった. 4.自己教育力平均総得点と自己効力感および自尊感情,側面IVと自己効力感および自尊感情との間には正の相関があった.今後も縦断的に自己教育力,自己効力感,自尊感情,学習状況を調査して,教育との関連性を総合的に検討する必要があることが示唆された. |