サハラ ヒロコ
佐原 弘子 所属 看護学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/09 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | INCP看護実践国際分類を用いた看護行為の記録の可能性および問題に関する検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本看護科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30(3),41-50頁 |
担当範囲 | 共同研究者として,調査方法検討,および,調査結果の分析を担当 |
著者・共著者 | 共著者:野村雅子,太田勝正,井口弘子,新實夕香理 |
概要 | "本研究は,わが国の看護行為がICNPRによりどのように記述できるかを検証し,記述の際の問題点を明らかにするとともに,ICNPR導入に向けた課題について検討した.研究方法は,看護行為用語分類(日本看護科学学会編)に収録されている用語のうち,「観察・モニタリング」「基本的生活行動の援助」「身体機能への直接的働きかけ」の3領域94語のICNPR表現構成ガイドラインに基づく記述と結果の検証である.結果として,ICNPRにより約70%の看護行為用語の内容をほぼ的確に表現でき,ICNPRによる記述の実用性が示唆される一方で,ICNPRでは抽象的な表現しかできなかったものが約20%,看護行為用語の一部の内容しか表現できなかったものが約10%あり,ICNPR用語の不足が示された.さらに,清拭など看護として重要な行為用語が端的に記述できないなど,用語の追加の必要性や軸の定義とその使い方などの検討課題が明らかとなった. |