サハラ ヒロコ
佐原 弘子 所属 看護学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 成人・老年看護学実習における看護技術の到達状況と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 椙山女学園大学 看護研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 9,43-52頁 |
担当範囲 | 主研究担当者として,研究デザイン,実施,分析,執筆のすべてを担当 |
著者・共著者 | 共著者:佐原弘子,土屋裕美,生田美智子,粥川早苗,宇佐美久枝,荒井淑子,竹井留美,中神友子,森脇佳美,池俣志保,溝江弓恵,赤井美由紀,吉田誠史 |
概要 | 本研究はA大学成人・老年看護学実習における看護技術到達度を把握し,課題を明らかにすることを目的とした.研究方法は,A大学看護学部成人・老年看護学臨地実習記録の一部である「成人老年看護学実習技術経験票」のデータを二次利用し分析した.結果として,2014年10月の臨地実習開始時点と比較して,2015年8月総合実習終了時にはすべての大項目において実施率は上昇していた.しかし,実施率が70%を超えた大項目は「環境調整技術」,「安全確保の技術」,「教育指導技術」の3項目に留まった.成人看護学実習および
老年看護学実習において共通して経験率の高かった項目は,患者の状態をアセスメントするために必要な看護技術,および感染管理の技術に関する項目が多かった.成人・老年看護学実習において技術到達度を改善していくためには,看護技術をどこまで到達させるかの目標を明確にしていくこと,および演習内容の見直しが課題となった. |