クラトミ ケイ
Kuratomi Kei
蔵冨 恵 所属 教育学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2023/08 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | People underestimate their capability to motivate themselves without performance‑based extrinsic incentives |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Motivation and Emotion |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 47,pp.509-523 |
担当範囲 | 共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |
著者・共著者 | ◎Kei Kuratomi, Laura Johnsen, Shinji Kitagami, Aya Hatano, and Kou Murayama |
概要 | 私たちは,外発的動機づけがない場合でも,自分自身を動機づける内発的動機づけを備えていることが,これまでの研究から明らかになっている。しかし,私たちが内発的動機づけの力を正確に評価しているかどうかを調査した研究はこれまでにない。そこで,本研究では,外発的インセンティブがなくても,人がどの程度やる気を出せるのか,そのメタ認知の精度を調べた。参加者は,外発的なインセンティブがない比較的長く繰り返しの多い課題を提示され,課題を行う前に課題完了時の動機づけを予測するよう求められた。様々な国の異なる集団を対象に,様々な課題を用いた7つの実験を通して,参加者は一貫して予測よりも積極的に課題に取り組んだ。しかし,参加者に成果報酬を与えた場合,このバイアスは減少した。これらの結果は,外発的な動機づけがなくても動機づけを維持できる能力を過小評価しがちであることを示している。 |