ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/12 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | <単行本>
現代語訳◎講義 成唯識論 巻第六 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 春秋社 |
総ページ数 | 全1511頁 |
概要 | 『成唯識論』全十巻のうちの巻第六の現代語訳、講義である。『成唯識論』は重要な論書であるが現代語訳されることがなかった。これを現代語訳し、本文や教理・教学の説明というべき講義をつけ、さらに論述構造を明らかにする総大科、さらに解説をつけ発刊する巻第六である。巻第六の内容は、巻第五から続く心所論であり、善・煩悩・随煩悩の心所が論じられる。そこでは各心所の働きやどの心所が実法であるか分位仮立法であるかという心所の存在論が論じられるとともに、心所の相応不相応(倶起不倶起)、対治関係、また上界の随煩悩等が下界を縁じるか(認識するか)、その逆があるのか等微に入り細を穿つ所論が展開される。これらについての漢文原文の現代語訳、さらにその内容等についての説明や問題点等を論じた講義、そして総大科をつけ、これに『成唯識論』の心所論の仏教思想史上の意義等を論じた解説を加えたものである。
全1511頁 |