ウチダ ケンタ
Kenta Uchida
内田 健太 所属 教育学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 袁宏道晩年の「学問」とその射程 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本中国学会報』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本中国学会 |
巻・号・頁 | (第54集),225-239頁 |
概要 | 袁宏道の弟袁中道が描く、晩年の袁宏道像に注目することにより、袁宏道の「学問」観の第二期から第三期への展開とその射程について考察した。規律の確立を求める方向と、精神の自由を図る志向とが、明末の思想界と文学界とに共有する課題であったことを提示しつつ、袁宏道晩年の「学問」は実にその課題を射程に据えたものであり、思想と文学とが連動して絡み合う、明代後半期の士大夫精神史を象徴的に体現するのが袁宏道であると論じた。 |