ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 貞慶の神祇観の特異牲 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 印度学仏教学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第45巻(第2号),24-28頁 |
概要 | 貞慶には神が自分の意志で仏教に近づくという神仏習合の初期形態と本地垂迹説の神祇観が並存し、そして日本の神祇を善財童子を導くインドの神と同様に見ている事を明らかにした。さらに多くの神の存在は多くの灯明が一部星で一つの光として輝くようなものと理解していたが、これは唯識の理論の構造面のみ援用したもので思想の受動的な理解の域を越えて主体的に自己の思想構築をなしていた証である事を指摘した。 |