マツモト シンゴ   Matsumoto Shingo
  松本 信吾
   所属   教育学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 研究論文 
標題 「自然体験を通した幼児の「育ち」と「学び」に関する検討」
執筆形態 共著
掲載誌名 学部・附属学校共同研究紀要 (37)、 2008
掲載区分国内
出版社・発行元 広島大学学部・附属学校共同研究機構
巻・号・頁 239-246頁
総ページ数 8
担当範囲 計画の作成、データ収集、データの比較検討
著者・共著者 松本信吾、杉村伸一郎、岡花祈一郎
概要 特定の子どもの自然体験を4ヶ月間記録し、それを昨年度の記録や小学校の生活科の実践記録と比較することにより、幼児の自然体験における保育者の援助や子どもの「育ち」と「学び」の特徴を検討した。その結果、保育の文脈からある場面や活動だけを切り取ると、自然体験における「学び」を取り出すことはできるが、実際の保育では、一人ひとりの「育ち」が重視されており、「育ち」と「学び」は切り離されたものではなくつながっていることが明らかになった。 幼児教育では、 特定の領域の知識や技能を学習する小学校とは異なり、あらゆる領域においてさまざまな体験を重ね、それらが有機的に関連づくことにより、生きる力や学ぶ力の基礎となる心情、意欲、態度が育つことが重視されていることが示唆された。