ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/06 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 日本唯識の特徴 -仲算と良算における体と用の視点の重視から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北畠典生博士古稀記念論文集『日本仏教文化論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 永田文昌堂 |
巻・号・頁 | 上巻,581-607頁 |
概要 | 『成唯識論』・『述記』と『百法論』の「二の所変」をめぐっての論述の相違を如理は説明の仕方の相違とするが矛盾が生じる。仲算は体用相対による護法と心境相対による世親との哲学の相違によるとし矛盾無く解釈した。また良算は体と用の哲学から転識頼耶や不一不異等において一という面を重視する独創的な思想をうち立てた。以上から日本唯識の特徴の一つは体用の哲学の重視と不一より一を強調する哲学にあると論じた。 |