ミヤノ ユタカ
Yutaka Miyano
宮野 裕 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/11 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | イヴァン三世時代のモスクワ国家における宮廷問題と『異端』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ロシア史研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (75),21-39頁 |
概要 | 15世紀末から16世紀にかけてのモスクワ宮廷には、当時猖獗を極めた「ノヴゴロドの異端者」が入り込み、宮廷政治において大きな力を発していたと考えられてきた。しかし、現実はまったく異なっていた。すなわち、宮廷内の政治闘争に敗れた人々こそが「異端者」というレッテルを貼られ、処罰を蒙ったという現実があった。聖職者が描く「異端者」観を丁寧に読み解くことで、こうした敵対者処理の政治文化が、ロシアにおいてこの時代に成立したことを明らかにした。 |