ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 仏教における環境問題意識 -法相唯識を中心として- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 印度学仏教学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第47巻(第2号),213-218頁 |
概要 | 日本では鎌倉時代初期に世界に先駆けて貞慶が環境破壊は人類の滅亡であるとし、樹木の伐採を禁じていたことを明らかにした。しかも植物の断命を禁じる戒律の壊生種戒を用いるのではなく縁起の哲学を用いた点に貞慶の環境問題意識の卓越した点があると指摘した。そしてこれはおそらく哲学的背景をもった世界で最初の環境問題意識の思想的発露であろうことを指摘した。 |