ヨコクボ ヨシヒロ
Yoshihiro Yokokubo
横久保 義洋 所属 外国語学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 中国語 |
発行・発表の年月 | 2003/12 |
形態種別 | 学術書 |
査読 | 査読あり |
標題 | 文学・历史传统与人文精神—在日中国学者的思考 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 中国社会科学出版社 |
巻・号・頁 | 354-370頁 |
担当範囲 | 中国文化保守主义之渊源—湖南戊戌反变法运动小议 |
担当区分 | 責任著者 |
国際共著 | 国際共著 |
著者・共著者 | 黄华珍 张仕英主编 |
概要 | 354~370頁「中国文化保守主義之淵源―湖南戊戌反変法運動小議」執筆。本書では、清末湖南省における反変法運動について再考し、その思想史上における位置を再検討する。まず従来の説では「保守主義」の概念が不明確であったとし、また総体的な研究ばかりが行われ、個々のケースの把握が十分ではなかったとして、王先謙・葉徳輝を例にとり、前者が洋務の積極的推進者であったことを取り上げ、変法時の彼の態度は別に「後退」などではなく、ともに「忠君」の概念から出発していると説く。後者については当時の学術上の主流であった「漢宋兼采」に対抗して「漢宋一致」を打ち出し、その体系の中に西洋学術を導入することにより、「滅種」の危機的状況に対抗しようとしていたことを明らかにする。最後に、『翼教叢編』を通して当時の士大夫の心態を窺い知れるとともに、彼等のこうした基本姿勢が五四運動以降の文化保守主義諸潮流にも受け継がれていったことを指摘する。 |