ジョウフク マサノブ
Masanobu Joufuku
城福 雅伸 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/10 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 日本における仏教信仰の展開構造の再検討 -特に平安末期から鎌倉初期における問題を中心として- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Review of Economics and Information studies |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.1(No.3-4) |
概要 | 定説では、仏教信仰が民衆のものとなったのは法然浄土教を中心とする鎌倉新仏教からであると論じられてきた。しかし、鎌倉新仏教の持つ易行性や称名を重んじる思想、名号重視はそれ以前にも見られ、明恵にも名号重視や易行的傾向が見られ、「普門品」には称名等による易行性や名号重視の考えがある。こういった信仰が法然浄土教のむしろ先駆であり、これら民衆信仰の精華が鎌倉新仏教であると考えるべきであると論じた。 |