モリタ マサトシ
Masatoshi Morita
森田 匡俊 所属 教育学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 道路ネットワーク按分を用いた震災時の救急医療搬送における場外離着陸場配置に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集F6(安全問題) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 73(2),I_107-I_116頁 |
著者・共著者 | 鈴木 聡一・小池 則満・森田 匡俊 |
概要 | 近年,救急医療の現場ではヘリコプターによる搬送が普及している.ヘリコプターは,震災時における津波浸水や土砂崩れによる陸路搬送ネットワークの寸断下における有効な搬送手段となる.そこで本研究では,愛知県知多半島を対象に,震災時の災害医療搬送においてヘリコプターの活用に不可欠な場外離着陸場の配置状況をアクセス性および勢力圏人口を用いて分析し,救急搬送体制の拡充に効果的な既存空地を有効活用した場外離着陸場の配置検討を行った.また,勢力圏人口の算出過程において道路ネットワークボロノイ分割を用いた按分手法の適用を試み,一般的な手法である平面ボロノイ分割を用いた面積按分による算出結果との比較を行った.その結果,知多半島では実ネットワークを考慮できる道路ネットワーク按分の適用が適切であると指摘できた. |