オグリ カズオ
Kazuo Oguri
小栗 和雄 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/10 |
形態種別 | 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 小児メタボリックシンドロームの脅威 ~概念,現状,病態~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育医学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育医学会 |
巻・号・頁 | 62(2),286-293頁 |
著者・共著者 | 小栗和雄 |
概要 | 小児メタボリックシンドローム(MetS)の概念と小児期における意義、小児MetSの診断基準と出現頻度をまとめた。また、MetSを呈した小児と肥満小児の比較から、小児MetSの体脂肪率や肥満度、内臓脂肪量、脂質代謝、血圧、糖代謝、動脈硬化の特性をまとめた。小児のMetSや肥満は,小児自身が望んでつくられるわけではなく、保護者の認識不足や学校・地域における対応の不十分さ,ゲーム産業や食産業の営利主義,受験などの環境要因,そして遺伝的素因が複雑に絡み合って形成されていく.最初は小さな芽であったものが少しずつ育っていき,やがては医学的な対応をもってしても元に戻すことが難しい病態を引き起こすことをまとめた。 |