スズキ アキヒロ
Akihiro Suzuki
鈴木 明裕 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/02/28 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 用語「数学」,「算数」および「算術」に関する一考察
-明治初年から東京数学会社訳語会(明治15年)までを中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜聖徳学園大学 教育学部 |
巻・号・頁 | 61,55-68頁 |
概要 | 用語「数学」と「算数」ならびに「算術」がどのような内容で使われていたかを考察する。それにより,小学校学習指導要領(平成29年告示)解説算数編で示された次の考えを探った。
小学校の時に具体物を伴って素朴に学んできた内容を,中学校では数の範囲を広げ,抽象的・論理的に整理して学習し直すことになる。そして,さらに高等学校・大学ではそれらが,数学の体系の中に位置付けられていく。 以上のことから,小学校では教科名を「算数」とし,中学校以上の「数学」と教科名を分けている。 本稿は,その第一段階として明治初年から東京数学会社訳語会(明治15年)までを中心に考察したものである。 |