カノウ マサジ
Masaji Kano
加納 正二 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 中小企業と地域金融機関のリレーションシップとは何か ― 大阪府のケーススタデイ - |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際公共政策研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪大学 |
巻・号・頁 | 第9巻(第2号),153-168頁 |
概要 | 大阪府非上場企業の定性・定量データをもとに、銀行と中小企業のリレーションシップとはそもそも何なのかを①銀行と中小企業という法人対法人の取引、②中小企業経営者と銀行の融資担当者という人的リレーションシップ、③地域のリレーションシップという観点から考察する。①については、米国よりも遥かに長いリレーションシップがあることが示された。②については、ジョブローテーションのさかんな日本では、銀行の融資担当者と中小企業経営者の人的関係が強固とは考えにくい。③については信用金庫の役員はその殆どが地元出身者であり、日本では地域そのものが、ソフト情報を生産する会員制クラブのようなコミュニティを形成し、ハード情報を補完していると考えられる。 (16頁) |