テラダ ミツヒロ
Mitsuhiro Terada
寺田 光宏 所属 教育学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/02 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 理科における文脈を基盤とする学習 -地域企業と理科授業をつなぐ授業モデルの構築 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学紀要<教育学部> |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第55集,65-78頁 |
概要 | 教師が地域企業の協力を得て理科学習の有用性や必然性を感じ興味・関心を高め,理系進学を振興する中学校用教材を現場の教師が開発する授業モデルを構築し,それを実践し,本授業モデルの有効性が確認できた。開発・実践教材①粒子概念育成を目指したプラスチックの教材化②熱可塑性を利用したプラスチックの性質とものづくりの教材化③CDを中心としたプラスチックのリサイクルの教材化④中空糸型透析器を利用した腎臓のつくりとはたらきの教材化また,理科学習の有用性や必然性を感じ興味・関心を高め,理系進学を振興する中学校用教材を,現場の教員が開発する授業モデルの課題を検討・構築し,それを実践し有効性を検証した。本授業モデルは,教員が地域企業を選択・取材し教材を開発するもので,例として「中空糸型透析器を利用した腎臓のつくりとはたらき」を開発,評価した。その結果,本授業モデルは,地域企業と理科授業を教員が主体となりつなぐことが可能で,理科学習への態度,進路意識を変容できることが明らかになった。 |