オグリ カズオ
Kazuo Oguri
小栗 和雄 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 小児における肥満やメタボリックシンドロームの要因を「はかる」 ~肥満関連遺伝子と腸内細菌からのアプローチ~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育医学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育医学会 |
巻・号・頁 | 65(2),122-128頁 |
著者・共著者 | 小栗和雄 |
概要 | 肥満やそれが重度化して生じるメタボリックシンドロームは、生まれ持った遺伝要因を背景に過食や運動不足などの環境要因が複雑に相互作用しながら引き起される。遺伝要因としてβ3アドレナリン受容体遺伝子変異は小児の体脂肪分布に作用し、内臓脂肪の蓄積を促進し、MetSの合併に強く関与する。環境要因としての腸内細菌叢について、幼児期の肥満ではファーミキューテス門が増加し,バクテロイデス門が減少することで、通常はエネルギーにならない食物繊維までが分解してエネルギー摂取量が増えるために肥満しやすくなる。 |