カワカミ シンイチ   Shinichi Kawakami
  川上 紳一
   所属   教育学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1996
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 A new opportunity to detect paleo- earthquake events dating back to the past 10 millennia: a record from lacustrine sediment.
執筆形態 共著
掲載誌名 Eng. Geol.
掲載区分国内
出版社・発行元 Elsevier
巻・号・頁 42,177-188頁
著者・共著者 Kawkami, S., Fukusawa, H., Kanaori, Y.
概要 福井県の三方五湖の一つ水月湖のコア試料には、年縞と呼ばれる縞模様が形成されている。また、間欠的にタービダイトと考えられる地層や火山灰層が含まれている。それらの形成年代と推定し、若狭地方に大きな地震動を与えた可能性のある歴史地震の発生年を比較し、よく対応していることを発見した。このことは、古文書のない先史時代にまで遡って被害地震の検出が可能であることを示唆している。日本列島に分布する湖沼堆積物や海岸での堆積物の連続試料を採取して、古環境を復元することで、内陸地震の発生サイクルが推定できる可能性を示した。