イシダ ヒラク
Hiraku Ishida
石田 開 所属 幼児教育学科第一部 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2003 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Mutual exclusivity and taxonomic bias in combination lead preschoolers’ word learning. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Psychological Reports |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 93,pp.649-652 |
著者・共著者 | Authors: ◎Ishida, H., Kosugi, D., and Itakura, S. |
概要 | (全体概要)幼児が新しい語を覚える際、それが指示する対象を効率よく理解するためにいくつかかの手掛かりを用いている。相互排他性原理(1事物には1名称のみ付与する)は、次々に新しい事物名称を学習することを可能にし、また、分類学的原理(同じ種類の対象に同じ名称を適用する)によって、学習した語を別の同じ種類の物に適用できる。本研究では、幼児が初めて聞いた語の指す物を判断する際に、それら2つの原理を同時に利用できることを示した。対象物Aを3-7歳児に見せてその名称を教え、その上で、Aに加えて、Aに似たA’、Aとは似ていないBを見せ、それら3つから、さきほどとは別の名称の対象がどれかを選ばせた。2つの原理が同時に利用されれば、分類学的原理により対象物Aについて学んだ名称がA’にも適用され、相互排他性原理から、それら2つには新しい名称がつかないため、Bが選択されると考えられた。就学前児は予測どおり、対象Bを最も多く選択した。
(担当部分概要)実験計画と解析及び執筆のすべてと実験実施の大部分を担当し、責任執筆者となった。 |