サイトウ タカシ
Takashi Saito
斎藤 孝 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/06 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 国家賠償請求権の法的性格 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法学新報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 120巻(1・2号),177-199頁 |
概要 | 憲法により保障される国家賠償請求権は、「憲法上の権利」といえるとしても、権利の体系において、どこに位置づけられるのかについて検討した。権利には、当該の権利自体が侵害された場合に、その侵害を解消することを求めるものと、他の権利が侵害されて初めて権利の実現が求められるものとがある。前者は「一次的な権利」であり、後者は「二次的な権利」である。国家賠償請求権は、一次的な権利(表現の自由、生存権など)が侵害されてはじめて発生する二次的な権利であることを明らかにした。 |