カワカミ シンイチ
Shinichi Kawakami
川上 紳一 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 木星の衛星イオに光合成硫黄細菌はいるだろうか? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 遊・星・人(日本惑星科学会誌) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本惑星科学会 |
巻・号・頁 | 第4巻(2号),69-74頁 |
概要 | 文部省重点領域研究「全地球史解読」を進める中で、微生物生態学や生物物理学の研究者と異分野融合研究を始めた。温泉バイオマット研究を行うなかで、硫化水素を用いて光合成を行う光合成細菌に関する生態に注目した。木星の衛星イオの表面には硫黄、二酸化硫黄が大量に蓄積されている。また、衛星エウロパ、ガニメデ、カリストには大量の水があり、イオにもかつて水が存在していた可能性がある。こうしたことから、イオに生命が生息している可能性あるいは過去に生息していた可能性があることを論じた。また、大量に硫黄が存在することから、硫黄化合物を用いた酸化還元反応でエネルギー代謝を行っている可能性を示唆した。 |