イシダ ヒラク
Hiraku Ishida
石田 開 所属 幼児教育学科第一部 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Ten-month-old infants’ inference of invisible agent: distinction between causality in object motion and human action. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Japanese Psychological Research |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 45(1),pp.15 |
概要 | (全体概要)馴化脱馴化法という、言語による教示や反応が使えない乳児を調べる際の実験法を利用。同じものを繰り返し呈示すると、乳児は最初それを見ているが、しばらくすると飽きてみなくなる。そこで次の刺激を見せた際に、乳児がそれを見るようになれば、乳児がそれと先ほど飽きたものとを区別しているということになる。これを利用して、乳児に人間や無生物が動き出す映像を見せた。動き出す人間や物は一部が板で隠されている。それに飽きさせた後で板を取り除いた場面を見せるが、その部分に人間や無生物を押す人がいる場合といない場合とがある。それらに対する乳児の注視行動から、独りでは動かないはずの無生物の場合には、板の後ろにそれを押している何かがあるはずだと0歳児でも考えることが示された。
(担当部分概要)乳児に呈示する場面の計画と制作および呈示実験を担当。 |