カノウ マサジ
Masaji Kano
加納 正二 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/09 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 日本におけるリレーションシップレンディングとソフト情報 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際公共政策研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪大学 |
巻・号・頁 | 第11巻(第1号),85-101頁 |
概要 | 本稿では、ソフト情報の観点から、米国と日本のrelationship lendingを比較し、日本におけるrelationship lendingの特徴を明らかにすることを試みた。日本において金融機関と中小企業の取引期間は米国の場合よりも遥かに長い。日本では、同一の金融機関に職員は長期間勤務していることが多いが、職員の配置転換の頻度は米国よりも高く、貸出に関するソフト情報の生産過程も異なると思われる。米国のrelationship lendingは貸出手法の一つと考えられているが、日本では地域の金融システムとして捉える必要がある。 (17頁) |