クマダ タケシ
Takeshi Kumada
熊田 武司 所属 幼児教育学科第一部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 調査報告書 |
標題 | 保育士に求められる資質能力の基盤としてのグレード・スタンダードに関するモデル構築 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
担当範囲 | pp25-27 |
著者・共著者 | 田中亨胤、内藤譲、齋藤正人、長川慶、熊田武司、山下晋、渡部努 |
概要 | 本研究は、保育者に求められる専門職者としての持続可能なる専門的資質・能力の枠組み、項目を仮説的に示し、その構造モデルの構築を試みることを目的としている。類似の研究は、兵庫教育大学による「教職スタンダード」はじめいくつか存在するが、いずれも学校教育に勤務する教員を対象としたものである。そこで本研究では、兵庫教育大学作成の「幼稚園教諭スタンダード」を基礎台帳として、特に保育所保育者(保育士)における「スタンダード」の構築に重点を置いて行った。本研究では、持続的なキャリアパスを念頭に研究の第一段階として、新任保育士の資質・能力に焦点を当てた。また、音楽、造形、体育、児童文化の実技系科目の資質・能力についての研究も加えることで、一層の充実を図った。本報告書でまとめられた「保育士スタンダード」は、保育士としての専門的職能形成における自己点検のみならず、保育者養成校での実習指導、教育保育実践演習等において、評価に変わる学びのリフレクション項目としても有効であると考える。また、実習園においては、養成校との共通理解を図る具体の項目となり、実習指導の観点としても活用できるなど、高い汎用性が期待できる。 |