ハマチヨ イヅミ
Izumi Hamachiyo
濱千代 いづみ 所属 教育学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 古活字本『伊曽保物語』の疑問詞疑問文 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 解釈学会誌『解釈』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第58巻(第11・12号669集),12-21頁 |
概要 | 古活字本『伊曽保物語』の疑問詞疑問文の形式を日本語の変遷の中に位置づけて解明した。この作品の疑問詞疑問文の形式はバラエティに富む。古代語の基本形式が5割弱を占め,鎌倉時代前期の形式を継承するが,文末を「や」で結ぶ漢文訓読文体特有の例が多いのが特色である。中世の作品と比較し,この形式が文語文体になじんでいく様子を示し,『伊曽保』で場面効果をあげることを示した。
総頁数10 |