ヨシダ ナツヒコ
Natsuhiko Yoshida
吉田 夏彦 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/03/05 |
発表テーマ | Dodge v. Ford Motor Company事件判決の批判的検討-Lynn Stoutの所説を中心として- |
会議名 | 第34回関西法政治研究会 |
主催者 | 関西法政治研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 京都教育文化センター |
概要 | 会社法上「株主主権論」と呼ばれる見解は、アメリカ合衆国では通常、「株式会社の目的は株主利益の最大化である」という考え方をいう。その根拠とされるが、1919年にミシガン州最高裁が下したDodge v. Ford Motor Company事件判決であり、わが国の株主主権論者もこの判決を根拠としている。本報告では、Lynn Stoutの所説を中心として、この判決を批判的に検討し、株主主権論の根拠としてはきわめて脆弱なものであることを論証した。 |