サハラ ヒロコ
佐原 弘子 所属 看護学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2005/05 |
発表テーマ | 日本における看護学生の臨地実習における患者情報の守秘義務に関する問題 |
会議名 | ICN Congress 2005 |
発表形式 | その他 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:Katsumasa Ota, Hiroko Iguchi |
概要 | 日本の看護学生が,臨地実習における実習記録として,どのような情報資源を元に,どのような内容を記載しているか,また,実習後,実習記録をどのように取り扱っているかを明らかにすることを目的とした.79の看護短大,101の看護大学の学生2127名を対象とした全国調査を実施した.90%以上の学生が,患者の個人情報(イニシャル,生年月日,性別,医学診断,既往歴,治療計画,処方薬)の記録をしていた.ほとんどの学生は,患者情報をカルテ,看護記録から得ていた.81%の学生は,教員から実習記録は注意深く取り扱うように指導されていたが,98%の学生が,実習記録を常に携帯し,また,43%の学生は患者情報を他の人に漏らした経験があった.結果より,患者情報プライバシー,守秘義務に関する教育が今まで以上に必要であることが示唆された.(Abstract CD-ROM)
本人担当部分:共同研究者として,データ整理を実施した. |