ミヤモト ケンジロウ
Miyamoto Kenjiro
宮本 賢二朗 所属 教育学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2016/10/09 |
発表テーマ | 共同企画III ラウンドテーブル 音楽教育におけるインクルージョンを考える -多様化・多分化時代の学校音楽教育の可能性 |
会議名 | 日本音楽教育学会 第47回横浜大会 |
主催者 | 横浜国立大学 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 杉江淑子(滋賀大学) 岡ひろみ(滋賀県立新旭養護学校) 岡田沙樹(滋賀大学大学院教育学研究科生) 宮本賢二朗(浜松学芸高校) |
概要 | 「インクルーシブ教育」について、特別支援教育という観点だけではなく、1994年のサラマンカ宣言が主張する「万人のための教育」という考えの元にどのような「特別ニーズ」があり、どのような教育が必要かという視点から、ドイツと日本の状況を述べた。
宮本は1970年代に始まる、ドイツ・シンクルーシブ音楽教育の流れ、そこから派生したドイツ異文化間音楽教育との関連、ドイツにおける、障害児のための楽器指導研修と資格制度、2000年代に急激に拡大しつつある、「すべての子どもに楽器を」(JeKi)運動におけるインクルーシブ音楽教育、障害を持つ社会人との音楽活動実践について報告した。ドイツの長年にわたる豊富な事例は、障害を持つ子供、外国人児童、貧困層の子どもと成人に対して、音楽教育が文化的な生活への参加を可能とし、生きがいを与えるものであることを証明している。 |