オオニシ カオル
Kaoru Onishi
大西 薫 所属 幼児教育学科第三部 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2019/07/13 |
発表テーマ | How ECEC should be in inclusive society: throughout examining ECEC philosophies of Unauthorized Daycare Centers (UDCC) staffs. |
会議名 | 20th Pacific Early Childhood Education Research Association (PECERA) Conference |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | Taiwan. |
発表者・共同発表者 | Masafumi Ohnishi |
概要 | ECECの歴史を振り返ると、その原点にはペスタロッチJ. H.やオーウェンR.の保育哲学があり、そこで行われていた保育は、働く貧しい親に代わって子どもを養護し、子どもに適切な教育をするものであった。このような保育哲学が生まれた18世紀の社会的背景と状況は異なるとはいえ、現代の日本社会において、所得格差の増大や労働形態の多様化などがあり、1万人を超える待機児童の存在は、女性の就労抑制、子どもの貧困、少子化を招く深刻な問題であることが指摘されている。待機児童対策の一つとして認可外保育施設があるが、筆者らは認可外保育施設が果たしてきた役割を発表してきた。認可外保育施設に勤務するスタッフのもつ保育哲学や理念を明らかにするために、彼らの語りを再分析した。多様な雇用形態を進める一方で、一般的な保育施設に平等にアクセスできない保護者の現状の一番近くに、認可外保育施設スタッフが存在し、保護している側面が明らかになった(共同執筆の為、担当区分困難)。◎大西 薫 大西将史 |