ジョウフク マサノブ   Masanobu Joufuku
  城福 雅伸
   所属   経済情報学部
   職種   教授
発表年月日 1987/03
発表テーマ 口頭発表及びそのレジュメ 鎌倉初期の法相宗の学僧良算について
会議名 第45回学術大会口頭発表
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 『宗教研究』第60巻第4輯271(pp.175~176) レジュメ掲載
良算は貞慶の高弟として知られるが、彼についての単独の研究は皆無である。良算は、従来貞慶の名に隠れ、注目されてはいないが、『同学鈔』を編纂し、貞慶の代表的著作である『明本鈔』・『明要鈔』・『法華開示抄』・『尋思鈔』も良算の助力を借りはじめて成立したと言えるのである。しかも良算は独創的な説を有し、多くの学僧が教えを受けた日本唯識思想史上注目に値する学僧であることを明らかにした。