サハラ ヒロコ
  佐原 弘子
   所属   看護学部
   職種   教授
発表年月日 1992/02
発表テーマ 集中治療部における,術後無気肺発生状況の調査と肺理学療法の検討
会議名 第19回日本集中治療医学会総会
学会区分 全国学会
発表形式 その他
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共同発表者:井口弘子,平松香,森山亜矢子,岡部真美,大宮孝子,山内昌子,伊藤幸代,武澤純,堀田壽郎,島田康弘
概要 第19回日本集中治療医学会総会抄録集 
平成元年1月から平成3年8月までの手術後のICU入室患者1214名を対象に,無気肺の発生状況を調査した.発生率は5.2%であり,発生日は術後3日以内62.4%と最も多く,疾患では食道癌術後が49.1%と最も高い発生率を示した.無気肺は手術時間・麻酔時間が長いほど,また出血量が多いほど有意に高い発生率を示し,体位変換が術後早期に行われるほど有意に低い発生率を示した.これにより,無気肺は術後早期に発生しやすく,早期の肺理学療法開始が,無気肺予防に有効であると示唆された.
本人担当部分:筆頭研究者として,企画,実施,総括のすべてを担当した.(p.119)