サハラ ヒロコ
  佐原 弘子
   所属   看護学部
   職種   教授
発表年月日 2021/09
発表テーマ 新型コロナウイルスによる実習形態の変化に伴う看護技術経験の影響-急性期実習における臨地と学内実習の比較-
会議名 第3回なごや看護学会学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 その他
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共同発表者:森脇佳美,佐原弘子,竹井留美,濱島麻衣,  德元宏美
概要 本研究は,新型コロナウィルス影響下に置いて臨地実習と学内実習を行った学生の看護技術経 を比較・検証するとともに,今後の方向性を見出すことを目的とし実施した.学内実習群において臨地実習群より未経験率の差が50%以上であった項目は,【環境調整技術】の[快適な環境調整],【活動・休息援助技術】の[歩行・移動介助],【清潔・衣生活援助技術】の[清拭][持続点滴中患者の寝衣交換],【与薬の技術】の[直腸内与薬][点滴管理],【感染予防技術】の[手洗いの実施][防護用具の装着]などであった.臨地実習群において学内実習群より未経験が高率であった項目は,【食事援助技術】の[食事内容の指導・改善計画],【活動・休息援助技術】の[廃用性症候群のリスクアセスメント],【救急処置技術】の[意識状態を観察]などであった.臨地実習群において急性期実習で経験が期待される技術の未経験が高率な項目は,【呼吸・循環を整える技術】の[酸素吸入療法][吸引][体位ドレナージ][酸素ボンベの操作][低圧持続吸引中患者の観察点],【症状・生体機能管理技術】の[尿検体の取り扱い][簡易血糖測定][静脈内採血][無菌操作]などであった.