タケウチ ヨウコ
Takeuchi Yoko
竹内 陽子 所属 看護学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2000/11 |
発表テーマ | 目的別にチーム編成を見直したことによる効果:精神分裂病に陰性症状の改善とQOLの向上に取り組んで |
会議名 | 日本精神看護技術協会石川支部研究発表会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:新谷一 竹内陽子 天池千英 坂室文子 西川恵子 |
概要 | 本研究の目的は、精神科病棟で従来、疾患別のチームナーシングが行われていたのに対し、目的別にチーム編成を行ったことによる、患者の病状の改善が図れたかを調査することである。対象は、長期入院病棟の入院患者の内、精神分裂病(現在の統合失調症)患者14名、平均年齢61.7歳、平均入院年数20.6年、平均罹患年数31.8年であった。方法は、目的別のチーム編成により、患者のニードに即したケアを計画し実行した前後の状態を評価した。評価は、洗面、歯磨き、活動性、感情表出、自己表現の5項目であり、自発的・促し・介助・拒否とした4段階評価を行った。分析はχ二乗検定を用いた。結果、洗面・歯磨きのセルフケア面では改善が認められたが、感情表出などでは変化は見られなかった。 |