ミヤモト ケンジロウ
Miyamoto Kenjiro
宮本 賢二朗 所属 教育学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2012/10/08 |
発表テーマ | 共同企画IX パネルディスカッション 人間教育としての音楽教育II 教材と指導法を考え合う |
会議名 | 日本音楽教育学会 第43回全国大会 |
主催者 | 東京音楽大学 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 小山英恵(京都大学大学院・日本学術振興会特別研究員) 振矢美彌子(帝京平成大学) 藤田加代(京都教育大学)
粕谷雪子(金沢市立野田中学校) 竜田晴美(千葉県立四街道高校) 宮本賢二朗(浜松学芸高校) 工藤傑史(国立特別支援教育総合研究所) 加藤富美子(東京学芸大学) パヨル・マールタ(ハンガリー・ペーチ大学) |
概要 | 平成23年 度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)課題番号 23531212 代表:振矢美彌子の一部として行われた(宮本は協力者)。
本発表は音楽によりのような人間形成のための教育が可能かという視点で行われた。宮本は、ドイツの異文化間音楽教育で培われた「情景演出法」を利用した高校オペラの教育について発表した。具体的にはフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」の制作にあたり、生徒はオペラの基底にある子守唄から学習し、この童話が貧困を歌っていること、そしてこの旋律がオペラ全体に使用されていることを確認しながら、美術背景や舞台、演技について学んでいった。このオペラ制作は、扱うテーマを「貧困」「子どもと労働」「親の義務」などを現在の発展途上国や日本の児童虐待の現状と重ね合わせて考える学習となった。 |