ヨシダ ナツヒコ
Natsuhiko Yoshida
吉田 夏彦 所属 経済情報学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2017/03/04 |
発表テーマ | わが国における事業体課税の問題点Ⅰ-論点整理を中心として- |
会議名 | 第14回関西法政治研究会研究報告 |
主催者 | 関西法政治研究会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 京都教育文化センター |
概要 | 事業体に対してどのように課税すべきかという問題は、古くから議論が続く国境を越えたテーマである。時代の変遷とともにさまざまな事業体が生まれ、それらに対して法的に中立な課税方式を実現するため、わが国においても多種多様な議論が繰り広げられてきた。しかし、議論が広まるにつれて論点が拡散し、わが国の事業体課税の根源的な問題点が何かと言うことが理解しにくくなっている。そのため、本報告では、さまざまな議論の論点を整理・集約して、わが国の事業体課税の問題が、実体課税と導管課税の峻別基準をどのように定めるかということと、法人課税の範囲からもれた事業体に対する課税ルールをどう整備するかということに論点を収斂することができることを明らかにした。 |