ヒラバヤシ トヨキ
Toyoki Hirabayashi
平林 豊樹 所属 教育学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2005/10/23 |
発表テーマ | J.-P.サルトルの社会理論を再考する |
会議名 | 日本社会学会大会(第78回) |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 法政大学 |
概要 | この年に生誕100年を迎えたサルトルの社会理論を、社会現象の説明の仕方と彼の社会思想とに注目して再考した。彼が社会現象を説明する仕方は、方法論的個人主義の社会理論と変わらない。それは、倫理的個人主義に基づく自らの哲学を彼が極端に首尾一貫させた結果である。彼は、人々の行為(実践)が社会現象を出来せしめ歴史を形成すると考え、その考えに基づく社会理論を展開したのだが、人々の行為の中に歴史的に現れる一貫性を説明し損ねている。 |