ミヤノ ユタカ
Yutaka Miyano
宮野 裕 所属 教育学部 職種 教授 |
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期間 | 2019/02/18 |
活動形態 | 社会貢献活動 |
タイトル | ふみよむゆうべ(名古屋大学付属図書館友の会 トークサロン) |
種別 | セミナー・ワークショップ |
役割 | 講師 |
主催者・発行元 | 名古屋大学付属図書館友の会 |
場所・掲載箇所 | 名古屋大学付属図書館 |
対象 | 社会人・一般 |
概要 | モスクワのリューリク家が16世紀末に断絶したロシアでは、15年の時を経て1613年にロマノフ家が帝位を受け継ぐことになった。しかし、この15年の間には、数々の人々が皇帝(ツァーリ)の位を狙い、実際に廃位と就位が繰り返された。旧皇帝家との血縁を持たない彼らは、自らの皇帝の位を正当化するために多くの策を打ったが、なかでもそれぞれが帝位を正当化するプロパガンダ文書を作成し、民に示したことが知られる。最終的に帝位をその後長く保持することになるロマノフ家さえ、例外ではなかった。
帝位継承の絶対的な正当性が存在しないなかで、彼らはどのように帝位を根拠づけたのか。 伝来する数多くの文書を読み解きながら、当時のロシア社会についても考えたい。 |