ヤクシジ タイジ
薬師寺 大二 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 温度応答性表面を用いた新しい温度制御型疎水性クロマトグラフィーとそれを用いたステロイドの分離 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 化学工学論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 化学工学会 |
巻・号・頁 | 24(2),205-210頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 薬師寺大二、酒井清孝、菊池明彦、青柳隆夫、桜井靖久、岡野光夫 |
概要 | 温度応答性高分子を修飾した表面は、温度によって、その極性を自由に変化させることが可能である。そこで、表面に修飾した温度応答性高分子の構築構造が溶質との相互作用にどのような影響を与えるのか検討した。温度応答性高分子を修飾したカラム担体とステロイド化合物との相互作用について、高速液体クロマトグラフィーシステムを使って評価した。その結果、自由末端鎖導入表面は高温側でより強い疎水性相互作用を示し、温度上昇に従い表面の疎水性は次第に増加し、ステロイドの溶質時間を大幅に延長することが分かった。すなわち、温度応答性表面の高分子の構築構造を制御することで溶質との相互作用を変化できる新しいクロマトグラフィーを実現できた。 |