ヤクシジ タイジ
薬師寺 大二 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/05 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 温度応答性高分子をグラフトした表面を用いた新しい温度制御型タンパク質クロマトグラフィー |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 化学工学シンポジウムシリーズ 『治療と診断のシステム』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 化学工学会 |
巻・号・頁 | 55,67-70頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 薬師寺大二、酒井清孝、菊池明彦、桜井靖久、岡野光夫 |
概要 | タンパク質やDNAなどの生理活性物質や細胞を、その活性を保持したまま効率よく分離・精製可能な新しいシステムの構築が課題となってきている。温度応答性高分子は温度に応じて、その極性を変化させる特性を有しているため、この高分子をクロマトグラフィー固定相に応用することで、新しい分離システムを構築できると考える。そこで、温度応答性高分子を導入したカラムを用いてアルブミンの吸着挙動と温度の関係を調べた。その結果、温度に依存してアルブミン吸着量が変化し、より疎水性表面で吸着量が増大した。すなわち、温度に応答する親水性/疎水性変化でアルブミンの吸着量を制御しうることを明らかにした。 |