ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2011/11/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Effects of clozapine and N-desmethylclozapine on synaptic transmission at hippocampal inhibitory and excitatory synapses |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Brain Res |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 1421,pp.66-77 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Ohno-Shosaku T, Sugawara Y, Muranishi C, Nagasawa K, Kubono K, Aoki N, Taguchi M, Echigo R, Sugimoto N, Kikuchi Y, Watanabe R, Yoneda M. |
概要 | クロザピンは非定型抗精神病薬の最初の薬で、他の薬剤が効かない統合失調症患者の陽性症状や陰性症状を改善させることが知られている。クロザピンは体内でN-desmethylclozapineに代謝され、クロザピンとN-desmethylclozapineの脳内での薬理作用が調べられている。本論文は、ラット海馬培養ニューロンのシナプス伝達に対する抗精神病薬クロザピンとその代謝産物N-desmethylclozapineの影響を調べたところ、GABAA受容体に作用し抑制性シナプス伝達を選択的に抑制することが明らかとなった。この結果は、クロザピンのてんかんを誘発する副作用を説明することができる。 |