ヤクシジ タイジ
薬師寺 大二 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/01 |
形態種別 | 総説 |
標題 | 親水化剤の分布状態が透析膜の表面特性および生体適合性に与える影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 膜(MEMBRANE) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本膜学会 |
巻・号・頁 | 37(1),22-27頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 薬師寺大二 |
概要 | 透析治療で用いられているポリスルホン膜は、ポリビニルピロリドン(PVP)を添加することで膜表面を親水化し生体適合性を向上させている。本研究では、ナノスケールで膜表面を分析することによりPVP分布状態を調べ、力学的負荷によるPVPの耐溶出性について検討した。その結果、PEPA膜はPSf膜よりも均一に分布していることがわかり、PVPの溶出には、膜によってずり応力および内部濾過のいずれか、もしくは両方の力学的負荷が関係していることを明らかにした。 |