クラシマ ユキコ
倉島 由紀子 所属 薬学部 薬学科 職種 講師 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2006 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Identification of arctigenin as an antitumor agent having the ability to eliminate the tolerance of cancer cells to nutrient starvation |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Cancer Res. |
巻・号・頁 | 66(3),pp.1751-7 |
著者・共著者 | Awale S, Lu J, Kalauni SK, Kurashima Y, Tezuka Y, Kadota S, Esumi H. |
概要 | ある種のがん細胞には低栄養、低酸素耐性があり、正常細胞が生存できない環境で選択的に増殖することが可能である。その耐性解除薬剤は新しい抗がん剤になり得る。牛蒡子由来のアルクチゲニンは低栄養下において、ヒト膵臓癌細胞株PANC-1の増殖を特異的に阻害した。さらに、ヌードマウスにPANC-1を皮下接種し、細胞塊を増殖させた後にアルクチゲニンを胃内投与すると、その増殖が抑制された。以上より、アルクチゲニンの有用性が示された。 |