アイハラ マサヨ
相原 征代 所属 国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09/30 |
形態種別 | 紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「自動運転」時代の家族 -クルマと家族の類似性を考える- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北陸大学紀要 = Bulletin of Hokuriku University |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北陸大学 |
巻・号・頁 | 51,111-124頁 |
著者・共著者 | 相原 , 征代 |
概要 | 2016年に拙稿「男女不平等としての結婚―フランスとの比較から」(相原2016)の論文でで、「日本の結婚は男女の不平等にこそその本質がある」と論じ、その不平等性を「クルマの運転」に例えて論じたが、このアイデアを発展させたのがこの論文である。クルマと家族の類似点は第一に、どちらも「近代資本主義産業社会の産物」であるという点、第二に、クルマも家族も欧米ではかなりの期間をかけて発展してきた歴史があるのに対し、日本ではどちらも明治維新期に「輸入」され、急激に発展してきたという点。第三は、どちらも「運転手(稼ぎ手)問題」があるということ。そして最後に、どちらも「近代」という時代が与えた役割の中に、克服すべき「外部不経済」の問題があったということである。家族をクルマとの類似点から分析しなおすことによって、その問題点が明らかになるのである。 |
PermalinkURL | http://id.nii.ac.jp/1247/00000617/ |