タカハシ ジュンコ
髙橋 純子 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 一般市民を対象としたAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法講習会の効果と課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 梅花女子大学紀要 |
巻・号・頁 | (3),19-30頁 |
概要 | 262名の一般市民を対象に自動体外式除細動器(AED)を使用した一次救命処置(BLS)講習会を実施した。今後の講習会に対する医療従事者・インストラクターとしての課題を見出し、幅広い年齢層に受け入れられるBLSを検討するための基礎資料を得ることを目的に受講者の反応や、救命に対する意識についてアンケート調査を実施した。
結果、①会社員、学生の受講率が低い、②AEDを知っている受講者は、トレーナーの説明の理解が得られやすい、③AEDを知らない受講者の多くは主婦、無職、自営業などの社会組織的接点が少ない職種であった、④講習会への能動的な受講者は、講習会は役に立つと考え、今後AEDを使用できると回答した、⑤AED操作に対しては、女性が「少し不安」と回答する割合が高く、男性は「できる」と回答する割合が有意に高い、⑥有職者がAEDを使用できる割合が非有職者よりも有意に高いことが明らかになった。 |