ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 総説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 脳内マリファナ類似物質発生のメカニズム |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 生化学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 78(2),126-130頁 |
著者・共著者 | 橋本谷祐輝,少作隆子,狩野方伸 |
概要 | 本総説は、脳内マリファナ類似物質(内因性カンナビノイド)がどのような神経活動により生成・放出されるのかをまとめたものである。内因性カンナビノイドはシナプス後ニューロンより放出され、シナプス前終末のカンナビノイド受容体に結合しシナプス伝達を逆行性に抑制する。この内因性カンナビノイドの放出を引き起こす条件としては、「脱分極による細胞内カルシウム濃度上昇」と「Gq/11連結型代謝型の活性化」の二つが知られており、また、両者が同時に起こると相乗効果がみられる。これらのメカニズムについて解説している。 |