タカハシ ジュンコ
髙橋 純子 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 一般紙民を対象とした自動対外式除細動器(AED)を用いた心肺蘇生法講習会の効果と課題−第2報− |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人京都府臨床工学技士会会誌 |
巻・号・頁 | 2014年度版,38-41頁 |
概要 | 本研究では、受講者の年齢や社会的背景など個人の特徴に合わせたより適切な講習内容を確立することを目的に、BLSの一連の手技を7項目に分け、1-5段階のリッカーとスケールを用い受講生の理解度や実践の可否に差が生じるかを97人を対象に質問紙を用い調査・比較分析した。結果、受講者の構成は主婦32名(35%)、無職17名(19%)、学生11名(12%)、会社員8名(9%)、自営業7名(8%)、パートタイム9名(10%)、その他6名(7%)であった。BLSの手技に対する理解度及び救急車やAEDの要請に対する理解度及び心臓マッサージに対する理解度は有職者と非有識者を比較した結果、有意に非有職者の値が高かった。本結果により、有識者に対するBLSの手技に関する理解が浸透されておらず、講習会の対象者に社会人の参加を促し、講習の機会を多く提供することや、社内研修などでその動作を身につける機会を社会的な義務づけなどを奨励する活動など、技士会として役割・課題が明確となった。 |