コジマ ヤヨイ
小島 弥生 所属 国際コミュニケーション学部 心理社会学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 体型に関わる損得意識と痩身願望 : 男女青年の比較による検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 応用心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本応用心理学会 |
巻・号・頁 | 43(3),208-216頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 小島 弥生,浦上 涼子,沢宮 容子 |
概要 | 本研究の第一の目的は体型に関わる損得意識の構造を確かめることであり,第二の目的は痩身願望に対して体型に関わる損得意識および承認欲求(賞賛獲得欲求,拒否回避欲求)がどのように影響を及ぼすかについて,男女の違いを検討することであった。男子青年323にと女子青年230人を対象に調査を実施し,そのうち146人の男子,187人の女子が体重をもっと減らしたいと回答していた。体型に関する意識の質問項目を因子分析の結果,1次的メリット,2次的メリット,1次的デメリット,2次的デメリットの4つに分類することができた。1次的メリットとは現体型から痩せることで得られる体型や容姿に直接関わるメリット感であり,2次的メリットとは自分への肯定的な感情や他者からの信頼の獲得などに関する意識であった。1次的デメリットとは現体型のままでいることから生じる直接的な制約である一方,2次的デメリットとは現体型に対する他者からの否定的評価や健康への悪影響に関する項目で構成されていた。これらの損得意識が痩身願望に及ぼす影響力は男女で共通するパスと異なるパスがみられた。 |
ISSN | 03874605 |
NAID | 40021545180 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/028989259 |
researchmap用URL | http://search.jamas.or.jp/link/ui/2018209279 |