コチ ヤスオ
Kochi Yasuo
東風 安生 所属 大学 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 道徳教育の指導の効果に関する一考察 -教え子に対する聞き取り調査から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 道徳と教育 第332号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本道徳教育学会 |
巻・号・頁 | (332),113-125頁 |
概要 | 教師が道徳教育に懐疑的な面を見せる根本理由を、指導効果が表れるのが遅い(「遅効性」と呼ぶことにする)ためであると考えた。この解明のために、当時から12年経過して社会人1年目となる3人の教え子に、聞き取り調査を実施して、小学校3,4年生時代の道徳教育を振り返ってもらった。すると体験活動と道徳授業の結びつきが改めて大切だということがわかった。当時は、生命尊重の道徳的価値について指導するためにハムスターを飼育していた。この赤ん坊の誕生と死がクラスの児童一人一人に大きな喜びと深い悲しみをもたらした。その時の道徳授業では、これを振り返ることで生命尊重に関するより高い価値観に到達したことが、教え子からの聞き取りで明らかになった。 |